暖かくなってきて、登山をしようと思ったことはありませんか?
登山道具はとても高いものがあり、なかなか手が出ないので、お金がかかるから諦める人も多くはありません。
もちろん高い商品には高いなりの理由があり、それらを不要と考えるのであれば、あまり費用をかけないで登山を行うこともできます。
ですが、登山をしていく中で確実に持っていてほしいもの、高くても長期間利用できるものなどもありますので、ご自身で必要なものを判断していただく必要があります。
今回は登山を新しい趣味にしようとしているあなたへの手助けになればと思い、登山の服装や持ち物、お勧めブランドなどをまとめていきたいと思います。
目次
登山用品持ち物
登山用の持ち物は日帰りか泊まりかで異なります。
泊まりの場合は事前に予約を取って山小屋に泊まるか、テントを利用してテント泊をする方法があります。
泊まりの場合は日帰り登山の場合より知っておくべき知識が多くなります。
今回は日帰り登山を行うことを前提に持ち物を紹介していきたいと思います。
・日帰り登山で必要な持ち物
・登山用の服
・登山靴
・登山用リュック(ザック)
・レインウェア
・帽子
・時計
・水筒
・行動食
・コンパス
・紙の地図
・タオル
・薬
などがあります。
他にもあれば便利なものもたくさんありますが、初めての登山ではこれら全てを集めることはハードルが高いと思います。
登山で使用する道具や装備は代用することができるものもあります。
例えば標高が低い高尾山や自然歩道の様なコースなら普段履いているスニーカーでも歩くことができますし、ハイキング程度ならリュックサックも普段使っているもので代用することもできます。
・なぜこれらの持ち物が必要なのか
登山専用の持ち物は山の中を持って運ぶので、全体的に軽くてコンパクト、頑丈、濡れに強いなどの特徴があります。
不安定な場所では足だけでなく、手も使ってバランスをとる必要があるため、両手を使えるようにリュックを使います。
インターネットの普及により、山の上でも電波が届く場合もありますが、電波が届かなくて使えない場所やスマートフォンの充電が切れたりなど、何かあったときのためにも紙の地図とコンパスは必要です。
食べ物や飲み物は山小屋などで調達することもできますが、値段が高く、山小屋まで補給がないと、ハンガーノックになってしまう可能性があります。
水分をこまめに取ることは重要なので、多めに持っておく必要があります。行動食とは名前の通り、行動しながらでも取ることができる食事で、登山の途中でも手を汚さずに食べることができます。
食べた後のゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。
今回は特に重要であると思う登山用の服、登山靴、登山用リュック(ザック)、レインウェア、帽子、時計について細かく紹介していきたいと思います。
登山するときの服装
登山靴、ザック、レインウェアは登山の3大装備と言われています。
それらと同じくらい大事なのが登山の服装です。
山の中を歩くと汗をかきやすく、舗装されていない道を歩くため、歩幅も毎回変わるので、頑丈なものや動きやすいものが必要になります。
登山用品店に行くとたくさんの登山用ウェアが販売されていますが、最初の登山では普段使用している服で代用しても構いません。
服としてはジャージ生地のものが最適であり、体が動きやすく乾きやすいポリエステルなどの素材の服を探してみてください。
登山用のウェアを購入する際には、自分の登山に適しているか判断できるようになってから購入することがお勧めです。
登っている時はTシャツ一枚でも暑いのですが、稜線にでるとダウンジャケットが欲しくなるほど寒くなる時もあります。
上に行くほど気温も低下するので、登山では重ね着が重要です。
着たり脱いだりを繰り返すことは手間ですが、我慢していると体調が悪くなり、動けなくなってしまう場合もあるため、習慣付ける必要があります。
初心者で新しく購入するなら、防寒着を一枚登山用のものを購入することがお勧めです
普通の防寒着は重量が重いものが多いですが、登山用の防寒着は軽量化されているものが多いです。
季節によって必要な防寒着の厚さは変わりますが、初心者は夏に登山へ行くことが多いと思うので、あまり厚くないものでも問題ありません。
寒ければレインウェアをさらに上から着ることもお勧めです。
アンダーウェアは速乾性のものであれば、登山用でなくても構いません。
登山服のおすすめのブランド
・モンベル / EXライトダウンジャケット
超高品質の900フィルパワー・EXグースダウンを超軽量・極薄シェル素材で包み込み、暖かな空気に包まれているかのような着心地を実現したジャケットです。
袋に収納すると手の平サイズになるので、とても便利です。
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・ユニクロ ウルトラライトダウンジャケット
登山用ではありませんが、費用も抑えられ、薄くて軽いのでお勧めです。
登山用と比べて袋に収納しても少し大きいですが、収納はしやすく、手に入りやすいのでお勧めです。
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登山靴・トレッキングシューズ
登山靴は重くて頑丈にできています。
ソールが固いので、重たい荷物を背負っていても岩場が歩きやすく疲れにくいなどの特徴があります。
登山靴は基本的にハイカットなので、足首まで安定して守ってくれ、山の急斜面を下るときにも疲れにくくなります。
トレッキングシューズは比較的傾斜の低い山道用で、登山靴よりソールは固くないです。
トレッキングシューズはミドルカットのモデルが多く、足首は固定されないので歩きやすくなります。
登山靴・トレッキングシューズは足の長さだけでなく、幅の大きさも重要で足の形に合わないものを使用していると靴擦れを起こしてしまうので、自分の足に合うサイズを測ってもらい、直接履いて確かめてください。
登山靴用の靴下もあり、普通の靴下とはサイズが異なります。
登山用品店には靴を試着するようの靴下が置いてありますので、靴下も試着して幅を確かめてから購入することがお勧めです。
登山靴でなく、スニーカーなどで登山をする場合は、高尾山などの道が舗装されている山以外はお勧めできません。登山靴は足首まで固定されるので、ケガの予防にもなるので登山をするのであれば、必ず登山靴を購入しておくことをお勧めします。
登山靴のおすすめのブランド
登山靴は自分の足のサイズと登る山のレベルによって選択肢が変わるので、自分が履けるもので気に入るものを購入することがお勧めです。
登山靴を出しているメーカーも多くあり、登山用品店によって置いてあるものが違うので、多くのものを見てみることもお勧めです。今回は有名なメーカーを2つだけ紹介しておきます。
・モンベル
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・キャラバン
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登山用リュック(ザック)
登山用のリュックサックのことをザックやバックパックということもあります。
登山用のザックは一般的なリュックと違い、長時間背負っても疲れにくい様に軽量化して作られています。
山の中を長時間登るので、ザックがあると疲れ方が全然違います。
ザックの容量の表記はリットル(L)であり、日帰りか泊まりかで必要なL数が変わってきます。
また、LではなくS・M・Lと、身長にあわせてサイズが選べたり、女性用のザック、子供用のザックなども販売されています。
ザックも一日中身に着けていることが前提なので、自分に合うサイズを見つけることが重要です。
また、上着を取り出したり、飲み物などを補給しやすいようにポケットがたくさんついていたり、取り出しやすいように横にジッパーがついているものもあるので、自分が使いやすいものを探してください。
登山用品店の店員に登る山と日帰りということを伝えれば、適切な大きさのザックをお勧めしてくれます。
日帰りであれば、普段使用しているリュックで代用することもできます。
普段使用しているリュックでは重さが分散されにくく、荷物が重いと肩や腰を痛めてしまう可能性もあるため、一度リュックに荷物を入れてみて、長時間使用しても大丈夫か確認することが重要です。
おすすめのブランド
ザックも山のレベルと必要な道具の数によって、必要なL数が変わります。
小さすぎると入らなくなり、大きすぎるとザック自体の重さも重くなるので、自分の必要な容量を選ぶことが重要です。
ザックを出しているメーカーもたくさんあるので、登山靴と同様に自分が必要なサイズを絞ってから気に入るものを購入することがお勧めです。
今回は有名なメーカーを2つだけ紹介しておきます。
・ノースフェイス
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・オスプレー
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レインウェア
山は天候が変わりやすいので、たとえ晴れていてもレインウェアは用意しなければならない必需品の一つです。
山の上で風が強いとき、雨は上からではなく、ほぼ横から降ってくることもあります。ですので、傘では雨を防ぐことはできません。
また、レインウェアは雨具としてだけではなく、風が強い時、寒い時の防寒着としても役立ちます。
登山用のレインウェアは山の中で急に雨が降ってもすぐ着脱がしやすいようにできています。
登山用のレインウェアはゴアテックスという防水、透湿性に優れた素材が使われています。
体から出た蒸気を逃がすことによってレインウェア内部が汗だくになることを防ぎます。
おすすめのブランド
・モンベル ストームクルーザージャケット
ジャケットとパンツが別売りですが、重量が軽く、収納すると非常にコンパクトになります。
別売りなので好きな色を選択でき、ジャケットとパンツのそれぞれの合ったサイズを購入できることも魅力の一つです。
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・ミズノ ベルグテック EX
ゴアテックス素材のもののレインウェアは値段が高いため、価格を抑えたものを紹介しておきます。
耐久撥水加工がされているため、雨が侵入することがほぼありません。
帽子
帽子を被ることは特に女性の登山者にお勧めです。
登山は長時間になるので、紫外線対策として帽子をしておくことはお勧めです。
登山帽子には素材・形など様々なモデルがあります。
素材は乾きやすいポリエステルなどの化学繊維が一般的に多く使われており、形はキャップタイプ・ハットタイプ・ニット帽などがあります。
また、登山靴を履いていても転倒の恐れはあるので、頭を保護するためにも帽子を被っておくことはお勧めできます。
レインウェアの項目でも書きましたが、雨が降った際、ほぼ横から降ってくることもあります。雨からも頭を守るためにも帽子は重要になります。
撥水性のある帽子もあるため、レインウェアとして用いることもできます。
おすすめのブランド
・ミレー GTX RANGER RAIN HAT
耐水・透湿性が優れ、ゴアテックスを使用しています。ストラップもついていて、風に飛ばされる心配もありません。
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・モンベル GORE-TEXバードビルキャップ
このキャップは男性にもお勧めで、すっきりとしたデザインで、フィット感に優れる全天候型キャップです。
本体とツバの接合部にもシームテープ処理を施すことで高い防水性を確保しています。樹脂製の芯を入れたツバは、好みの角度に曲げることができ、収納時はコンパクトに丸めておくことも可能です。車のライトなどを反射して光るロゴを設け、夜間の視認性を高めています。
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時計
登山において、時間を把握することはとても重要です。
コースタイムの確認や、到着時刻の予測は遭難防止に役立ちます。
登山用の時計には標高や気圧の測定などが可能なものもあり、計画的な登山のサポートをしてくれます。
コンパス機能も付けているものもあるので、必要な道具を減らすこともできます。
初めての登山においてはあまり必要ない機能が多いかもしれませんが、時間を把握するためにも時計を身に着けていた方が便利です。
登山用の時計には防水機能がついているものが多く、悪天候でも使用できますが、代用する場合は防水機能がついたものを利用することがお勧めです。
おすすめのブランド
登山用の時計に必要なものとしては、自分に必要な機能はついていて、使わない機能は少ない方がいいです。
また、操作性の良さや頑丈さ、文字盤の見やすさが必要なものとして挙げられます。
一番は必要な機能に見合った価格かどうかですので、費用と相談して決めてください。
今回は登山用の時計の三大機能である高度計測、気圧計測、コンパス機能が搭載されている時計をご紹介します。
・スントスパルタンスポーツリストHR バロ ステルス
コンパスと気圧高度を元にコースから外れないようにガイドしてくれるので、地図読みが苦手な人でも安心です。
液晶画面はカラーでとても見やすいです。ボタン操作と画面のタッチパネル操作ができるので、手袋などをしていても使用することができます。
手首で心拍数の測定もできるため、一般的な登山だけでなく、ランニングなどをする人にもお勧めです。
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・カカシオ プロトレック PRW-7000-8JF
プロトレックシリーズにはタフソーラーや電波時計の機能がついています。この時計は防水機能が高く、気圧傾向測定機能を搭載しているため、天候の変化を予測しやすいです。
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