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上級者ともなれば、自分が好きな登山方法も決まっている人も多いと思います。
ですので、今回は中級者が経験値を上げ、上級者になるためのお勧めの山をご紹介します。
中級者用にお勧めした雲取山も日帰りで行くなら上級者向けになります。
>>関東の中級者向けの登山はこちら
上級者向けの山は標高が高いだけでなく、ルートの難しさや天候や時期により難易度が変化するため、それらを考慮し、余裕を持てるように計画し、登山をしていただければと思います。
目次
谷川岳
・標高1,977m
・登頂にかかる時間
5~8時間
・見どころ
谷川岳の山頂は、双耳峰でトマノ耳、オキノ耳というピークが二つあります。
両ピークとも360度の大展望が広がり、朝日岳から榛名山、赤城山など雄大な山々がのぞめます。
登山路では岩場もあり、地形も複雑なので余裕があれば山頂から続く一ノ倉岳や茂倉岳へ挑戦してみることもお勧めです。
・おすすめ理由
谷川岳は群馬県・新潟県の県境にある三国山脈の山です。谷川岳はロープウェイを使えば標高1,300mまで行くことができるため、登山経験者と一緒であれば初心者でも登ることのできる山です。
谷川岳は日照時間が少ないため、東面の谷では夏でも雪が残る場所があります。
標高は高くはないですが、急な岩壁と複雑な地形に加えて、中央分水嶺のために天候の変化も激しいです。
谷川岳の東麓の一ノ倉沢は日本三大岩壁の1つとされ、クライマーにも人気があり、飽きには一ノ倉の岩肌に紅葉のコントラストがとても美しいです。
ですが、一ノ倉沢などの岩壁から登るルートはロッククライミングをする必要があり、年間の遭難者も多く、通称“魔の山”や“人喰い山”と呼ばれることもあります。
天気が変わりやすく、雨が降ると岩場が大変滑りやすくなるため、注意が必要です。
上級者には簡単な場合もあるかもしれませんが、天気への対応や岩壁の多い登山路は上級者にも良い経験になると思います。
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丹沢縦走コース
・標高1,567m~1,673m
・登頂にかかる時間
9~12時間
・コース詳細
丹沢主脈縦走:焼山~蛭ヶ岳~塔ノ岳~大倉
合計距離: 22.81km 最高点の標高: 1643m 最低点の標高: 287m
累積標高(上り): 2574m 累積標高(下り): 2587m
丹沢主稜縦走:西丹沢~檜洞丸~蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳~大倉
合計距離: 21.17km 最高点の標高: 1644m 最低点の標高: 287m
累積標高(上り): 2596m 累積標高(下り): 2859m
・見どころ
5月下旬の新緑の頃は緑が多く、秋には紅葉が綺麗です。
平坦で気持ちの良い森のハイクから、スパッと抜けた稜線歩きまでバリエイションに跳んでいるのが魅力的です。
冬には塔ノ岳から北側(丹沢山方面)は、雪も残っていることが多く、スノーハイクの練習にもお勧めです。
丹沢山、蛭ヶ岳間の稜線は丈の短い草原が広がっていて歩きやすく、視界を遮るものがないので眺めが良いです。
蛭ヶ岳山頂は広く、天気が良ければ西丹沢の山々、富士山、南アルプスを見ることができます。
・おすすめ理由
丹沢山地は神奈川県にある山の集まりで、初心者であれば一つの山を登頂することを目標としますが、上級者には標高は高くないですが、縦走する分、距離が長いので体力をつけるために良い経験になります。
縦走のルートも丹沢主脈縦走と丹沢主稜縦走があり、丹沢山地の違いを楽しむことができます。縦走を経験すれば体力もつき、丹沢山地を制覇することができます。
また、縦走を行うことで重要なことは地図とコンパスを用いてルートを間違えないようにすることです。
事前に登山ルートを決めることは当たり前ですが、縦走する場合、他の山へのルートへの分岐を間違えないことが重要であり、丹沢山地は練習にお勧めです。
縦走する場合、コースタイムが10時間ほどかかるため、自分のタイムから計画をしっかりと立て、余裕を持って行動することがお勧めです。
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