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九州地方の上級者におすすめ登山はこちら

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上級者ともなれば、自分が好きな登山方法も決まっている人も多いと思います。

ですので、今回は中級者が経験値を上げ、上級者になるためのお勧めの山をご紹介します。

中級者用にお勧めした雲取山も日帰りで行くなら上級者向けになります。

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上級者向けの山は標高が高いだけでなく、ルートの難しさや天候や時期により難易度が変化するため、それらを考慮し、余裕を持てるように計画し、登山をしていただければと思います。

傾山

・標高
1,602m
・登頂にかかる時間
4~6時間

・見どころ
傾山は大分県の宇目町・緒方町、宮崎県の日之影町にまたがる場所に位置する山です。
南から後傾・本傾・前傾と呼ばれ、宇目コース、三重コース、日之影コース、緒方コースなどからの登山コースがあります。
傾山山頂からの絶景は非常に素晴らしく、視界を遮るものがないので天気が良ければ祖母山、大崩山系、九重連山、由布岳と素晴らしい景色を見ることができます。
傾山は双耳峰が素晴らしく、傾山から祖母山までの縦走路は多くの登山者に親しまれています。

・おすすめ理由
傾山は双耳峰となっているので標高差が大きく、上級者にお勧めの山です。
祖母傾縦走として祖母山から傾山までの縦走ルートも有名で、傾山山頂か祖母山方面に美しい稜線が続くため、お勧めです。
ルートによっては中級者でも登ることができるルートがありますが、目印がわかりにくく、遭難の危険性も高いため、上級者でも注意して登山をしてください。
道中に難所の登り降りが繰り返し、足への負担が大きいので時間に余裕を持ち、休憩を十分に取れるように登山計画を立てていただければと思います。
急な岩場や梯子などもあるため、安全に注意して登山をしていただければと思います。

地蔵岳

・標高
1,089m
・登頂にかかる時間
2~4時間

・見どころ
地蔵岳は宮崎県西都市の尾八重地区に位置する山です。
名前の通り、山頂では二体のお地蔵様がお出迎えしてくれます。
山頂は木に囲まれて展望は得られませんが、西側にある展望所からは西方向の石堂山や樋口山、南西方向には霧島山系も望めます。
山腹には日本と韓国済州島にだけに植生するとされるコウヤマキの群生地があります。
地蔵岳は有楽椿の里が近く、有楽椿は12月から4月に淡紅色の花を咲かせます。
地蔵岳は登りが続き、傾斜もあるため有楽椿を見に行くのであれば4月頃がお勧めです。

・おすすめ理由
地蔵岳は標高は高くないですが、登山道が急斜面の植林地帯をひたすら登り、傾斜の角度もあるので短時間でかなりの傾斜を登ることができます。
登りは中級者でも時間をかけて登ることができますが、登頂後の下りは危険が大きいため、登りより注意して時間をかけて登る必要があります。
天気が悪いと岩場は滑りやすくなり、下りでの難易度はかなり高くなるので注意が必要です。
夏には山ビルが多発するという情報もあるため、春か秋の登山がお勧めです。

市房山

・標高
1,721m
・登頂にかかる時間
4~6時間

・見どころ
熊本県水上村、宮崎県椎葉村・西米良村の境に位置する山です。
日本二百名山に選定されており、一等三角点を有することでも知られています。
樹齢1000年を超える市房杉をはじめ、アケボノツツジやツクシイワシャジンなど市房山が南限とされている美しい植物を観察できる山です。
見どころはなんといっても樹齢700年?1000年とも言われる市房山の市房杉です。
市房神社の参道には1kmもの市房杉の杉並木を見ることができます。
市房山は市房登山口からのメインルートと宮崎県側から登るルートが有名です。

・おすすめ理由
市房登山口からのルートは市房キャンプ場から出発する市房山登山の最も一般的なルートであり、市房神社参道の杉の大樹を観察しながら登山をすることができます。
宮崎県側からのルートは標高差1,248mにもなる上級者向けのルートです。
登山道もわかりにくく、作業路と登山道が交錯していることもあるので道に迷わないよう注意が必要です。
アケボノツツジの開花時期は4月下旬~5月上旬になるので、春に登山することがお勧めです。
ツクシイワシャジンの開花時期は9月?10月になるので、紅葉を見ながらツクシイワシャジンを探すこともお勧めです。
ツクシイワシャジンは絶滅危惧種に登録されており、自生する姿を見られるのはこの地域だけとなっていますので是非探してみてください。
余裕がある人には二ツ岩への縦走もお勧めです。
市房山から北方、二ツ岩に至る3kmほどの尾根はノコギリ尾根と呼ばれ東西に鋭く切れ落ち、小ピークのアップダウンが続くため、とても危険なルートとなります。
縦走の場合は今回紹介した登頂時間より長くなり、危険も増しますので、事前に登山計画を立てていただければと思います。
縦走路の最後には岩壁をザイルを使用して登るポイントなどもあるため、注意して登山をしてください。



祖母山

・標高
1,756m
・登頂にかかる時間
4~6時間

・見どころ
祖母山は大分・宮崎・熊本の3県の県境に位置する山です。
祖母山には原生林が生息しており、自然が豊かで祖母山を含め周囲一帯が祖母傾国定公園に指定されています。
祖母傾国定公園内は原生林や野生動物の宝庫となっています。
ニホンカモシカの生息地として知られ、また最近ではツキノワグマの生息の可能性も出ています。
宮崎県の最高峰であり、登山ルートは整備されたコースから断崖を登りながら進むコースまであり、四季を通じて登山客が訪れます。
頂上付近はどのコースを辿っても急な岩登りがあるため、注意が必要です。

・おすすめ理由
祖母山は原生林が生息していてあまり見かけない植物を目にすることができます。
祖母山の登山道は九州自然歩道のコースとなっているため、よく整備されていて歩きやすいです。
風穴コースは沢沿いを歩いたり、鎖場や梯子などアスレチックなコースが多く、上級者にお勧めです。
馬ノ背付近では細い稜線や危険なルートが多いので注意して登山をしてください。
上級者向けの山としてもまず紹介させていただいた傾山との祖母傾縦走として祖母山から傾山までの縦走ルートも有名で、傾山山頂か祖母山方面に美しい稜線が続くため、お勧めです。

宮之浦岳

・標高
1,936m
・登頂にかかる時間は
6~10時間

・見どころ
宮之浦岳は鹿児島県屋久島のほぼ中央に位置し、屋久島最高峰の山です。
屋久島には九州でも高い山が集中していて、屋久島の骨格をなす山々の稜線は、宮之浦岳からほぼ四方に延びています。
屋久島にある山は花崗岩からなり、山頂近くは風化、浸食された奇岩、怪石が多くあります。
屋久島の山にはヤクシマシャクナゲが点在し、6月上旬に開花時期になります。
宮之浦岳の登山コースはいくつかありますが、淀川登山口からの登山コースが一般的です。
森林限界を過ぎると緑のなかに花崗岩と白骨樹が林立する独特の景観が続き、山頂からは360度の大パノラマが広がります。
屋久島は宮之浦岳が最も高く、登頂への時間もかかりますが泊りであれば山小屋を利用しての縦走も可能です。
宮之浦岳、永田岳、黒味岳を三岳と呼び、翁岳、安房岳、投石岳、筑紫岳を含めて八重岳と呼ばれています。

・おすすめ理由
宮之浦岳の登山コースはアップダウンの多いコースで距離も長いため、体力に自信のある方にお勧めの山です。
登山ルートには岩場やロープ場などもあり、スリリングなルートもあり、道中にある巨大な花崗岩もあり、高盤山に行けば屋久島でも有名な豆腐岩の全貌が見えます。
三岳の縦走でも泊りが必要となるため、十分に余裕を持って登山計画を立てることをお勧めします。



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