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初心者から上級者まで九州地方地方のおすすめ登山はこちら

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九州地方で行けるオススメの山を初心者・中級者・上級者に分けてご紹介します。

初心者は登山を初めて行う人、中級者は登山の基本が分かり、地図とコンパスで現在位置が分かる人、上級者は何があっても対応できる人として分類します。

九州には高山はあまりありませんが、本州より温暖な気候による深い樹林に覆われた山があります。

火山地帯も多く、本州には見られない個性的な山が九州には多いです。

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九州地方の登山おすすめ[初心者編]

初心者にお勧めする山は登山道具があまり揃っていなくても登山ができたり、登山に加えて観光もしやすい山を紹介していきます。

関東には標高が低い山が多いので、自分の住んでいる場所から近い場所で標高の低い山で経験を積むことがお勧めです。

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1.俵山

・標高1,095m

・登頂にかかる時間1~3時間

・見どころ
俵山は熊本県阿蘇郡西原村と南阿蘇村に位置する山です。
代表的な登山口には、俵山峠と萌の里があります。
俵山峠からの登山ルートは往復約7km、標高差400mの登山になります。
萌の里からの登山ルートは往復約9km、標高差800mの登山になります。
俵山は阿藤南外輪の西端にあり、山頂付近では阿蘇外輪山の全貌が一望にでき、とても景色が良いです。

・おすすめ理由
俵山は熊本市内から近く、アクセスしやすいため初心者や家族連れにお勧めです。
俵山峠、萌の里のどちらからのルートも全体的になだらかで登りやすいことが特徴です。
分岐点がいくつかありますが、山頂につながるルートになるため、地図を上手く扱えなくてもあまり問題はありません。
登山では遭難を防ぐためにも地図から現在地を把握する必要があります。
分岐点を発見したら、地図で現在位置を確認し、自分が予定していた登山ルートを進むことも次の登山へのステップアップに繋がるため、初心者のうちから練習しておくことがお勧めです。

2.脊振山

・標高1,055m

・登頂にかかる時間2~4時間

・見どころ
脊振山は福岡県福岡市と佐賀県神埼市の間に位置する山です。
山頂には脊振神社や航空自衛隊のドーム型レーダー基地があるのも特徴です。
山頂には背振神社の参拝用の駐車場があるため、車でアクセスすることもでき、山頂からは福岡市街や周辺の絶景を眺めることができます。
背振山は登山ルートがたくさんあり、初心者には脊振尾根歩きコース、小爪峠・椎原峠コース、鬼ケ鼻岩コースなどがあります。
余裕があれば金山への縦走もお勧めです。

・おすすめ理由
背振山は山自体もアクセスがしやすく、登山がしやすいことがお勧めの理由です。
背振山から他の山へのアクセスもしやすく、背振山から鬼ケ鼻岩や金山へ挑戦することで体力もつけることができます。
金山への縦走コースは中級者以上のコースになりますので、挑戦する場合は事前に登山計画を立て、遭難を防ぐためにも地図とコンパスを使えるようになっておくことが大切です。

3.霧島山

・標高1,700m
・登頂にかかる時間2~4時間

・見どころ
霧島山は九州南部の宮崎県と鹿児島県県境付近に広がる火山群の総称であり、霧島連山、霧島連峰、霧島山地あるいは霧島火山群とも呼ばれます。最高峰の韓国岳(標高1,700m)と、霊峰高千穂峰(標高1,574m)の間や周辺に山々が連なっています。
霧島山は活火山であり、山頂には直径900m、深さ279mの大きな火口があります。

・おすすめ理由
霧島山は舗装されている登山道が多く、初心者でも歩きやすいです。
霧島山は活火山なので、火山活動の活発化に伴い、登山道が通行止めになることがあります。
2018年7月現在では、硫黄山、新燃岳は噴火警報レベル2で硫黄山、獅子戸岳、新燃岳、中岳への登山道が通行止めとなっています。
通行ができるかは火山活動に伴い変化しますので、登山前に必ず,気象状況,火山活動状況及び降灰予報を確認してください。
登山道は歩きやすく、危険箇所や道にも迷いにくく初心者でも登りやすいですが、活火山は噴火等の危険もありますため、登山の際は必ず入山届けを提出するようにしてください。

4.涌蓋山

・標高
1,500m
・登頂にかかる時間
2~4時間

・見どころ
涌蓋山は、大分県玖珠郡九重町と熊本県阿蘇郡小国町に位置する山です。
代表的な登山口は八丁原地熱発電所近くの登山口と筋湯温泉近く、はげの湯温泉近くからの登山口があります。
登山口の名前の通り、涌蓋山付近には温泉が多く、登山後にすぐ温泉に入ることができます。
涌蓋山は九重連山の西側に位置し、山頂からは九重連山だけでなく由布岳や阿蘇山も一望できます。
一目山、ミソコブシ山へ縦走することもできます。

・おすすめ理由
涌蓋山は登山口が多く、車でもアクセスがしやすいことが特徴的です。
涌蓋山の登山道は足元が黒土なので、雨の日は滑りやすいので注意が必要です。
登山道には草が多く、道が不明瞭な場合もあるので地図を必ず用意してください。
涌蓋山付近には温泉が多く、登山後に温泉に入ることを登山計画に入れることもお勧めです。

5.基山

・標高
404.5m
・登頂にかかる時間
1~2時間

・見どころ
基山は佐賀県基山町に位置する山です。
標高は低いですが、見晴らしがよく、山頂付近の展望台は中央部と南側の2箇所にあり、大展望が広がります。
基山一帯は基肄城跡であり、国の特別史跡となっています。
代表的な登山口には、上原田公園や水門跡があり、登山道も不明瞭なとこには看板があるので、初心者にお勧めの山です。
基山の山頂付近は草スキー場としても有名で、山頂から駐車場までなだらかな斜面やスリルのある斜面が広がり、天然の草スキーを楽しむことができます。
春と秋にシーズンとなり、シーズン中は木製ソリのレンタルも行っていて、子どもたちに大人気のスポットになります。

・おすすめ理由
基山は標高は低いですが、山頂からの展望がとても良く、登山もしやすいため、初心者にお勧めの山です。
アップダウンもあまり多くなく、基山の周りはウォーキングコースとしても親しまれています。
難易度も難しくはなく、距離も短いため、余裕がある場合は標高257.5mの天拝山へ足を延ばしてみることもお勧めです。
天拝山への縦走は舗装路が多く、九州自然歩道で案内の看板が出ているため、道がわかりやすいです。
標高は高くないですが、距離は長く、登山道にある舗装路は足にダメージが来るので、体力に自信があり、地図とコンパスは必ず持っていくようにしてください。

6.三郡山

・標高
936m
・登頂にかかる時間
1~3時間

・見どころ
三郡山は福岡平野と筑豊盆地の間に位置する三郡山系の山々で最も高い山です。
登山コースが多く、河原谷コース、河原谷の大つらら(通称:難所ヶ滝)コース、宇美(猫目)新道コース、頭巾山コース,つき谷A・Bコース、内ヶ畑コースなどがあります。
これらのコース以外にも宝満山や砥石山への縦走コースもあります。
2018年7月現在、つき谷Bコースは大雨により登山道が決壊し、通行止めとなっています。
コース状況は宇美町観光情報登山道マップから見ることができますので、必ず登山ルートを確認してから登山計画を立てていただければと思います。

・おすすめ理由
三郡山は中級者用で紹介する宝満山と縦走する登山者が多い山です。
三郡山は三郡山系の山の中で最も高く、登山コースがたくさんあることが特徴的です。
コースを変更して挑戦したり、宝満山や砥石山へ縦走することもできるのでお勧めの山です。
登山口からは林道が続き、林道を終えると本格的な登山道が続きます。
登山道の傾斜は全体的に緩やかですが、岩の多い道もあるため、注意して登る必要があります。
道が不明瞭なところもあるため、地図とコンパスを持っていくようにしてください。

7.金峰山

・標高
665m
・登頂にかかる時間
1~2時間

・見どころ
金峰山は熊本県熊本市西区の旧飽託郡河内町の地域に位置する山です。
金峰山の登山コースはさるすべりといわれる岩がごろごろとした急な坂を一気に上るコースや、さるすべりを迂回しながら、木々に囲まれたゆるやかな登山道を歩く自然歩道コースがあります。
山頂からの眺望は素晴らしく、熊本市街をはじめ、広大な景色を一望でき、夜景の名所としても知られていてナイトハイクも人気の山となっています。

・おすすめ理由
金峰山一体はハイキングコースとして整備されており、登山道まではとても歩きやすいです。
登山道はさるすべりと自然歩道のコースを選択できますが、さるすべりコースは傾斜が急なので体力をつけるために挑戦する人も多いです。
急な傾斜は滑りやすく、ケガの危険性もあるので、体力に自信がない場合や下山時は自然歩道を選択することがお勧めです。
ナイトハイクに挑戦する場合はケガの危険を避けるためにも自然歩道コースを選択することがお勧めです。



九州地方の登山おすすめ【中級者編】

中級者は登山の基本が分かり、地図とコンパスで現在位置が分かることを前提としています。

その理由としては標高が高く、山々が連なっているようなルートの場合、道に迷いやすく、鎖場も多く危険な場所が多いことがあります。

登山で道に迷うことは遭難する可能性があります。事前に計画をしっかりと立て、登山をするようにしていただければと思います。

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1.宝満山

・標高
829m
・登頂にかかる時間
2~4時間

・見どころ
宝満山は福岡県筑紫野市と太宰府市に位置する山です。
宝満山は福岡県で最も登山客が多い山と呼ばれるほど人気の山です。
宝満山は太宰府天満宮の裏に位置し、宝満山に行くには竈門神社から向かいます。
竈門神社は縁結びの神社としても有名で、霊山である宝満山の入口でパワースポットとして登山する女性も多いです。
竈門神社を通って宝満山の登山口に向かうコースが正面道と呼ばれ、このコースを選んで登山をする人が多いです。
正面道ルートには百段ガンギという百段の石段があります。
山頂の眺望は抜群で、西から脊振山地の山々、博多湾、玄界灘、三郡連山を遠望することができます。

・おすすめ理由
宝満山は標高が高くなく、初心者でも登ることができますが、登山道には石段が多く足へのダメージが大きく、登山コースも多いことから中級者にお勧めとしています。
宝満山は太宰府天満宮から近く、登山の帰りに観光をしていくこともお勧めです。
正面道ルートは基本的に一本道で他のルートへの脇道的な分岐はありますが、そちらへ迷い込むことはほぼありません。
山頂まではひたすら登りが続き、石段もあるため体力が奪われやすいです。
神社巡りを目的の場合は太宰府天満宮を登山計画に入れ、体力をつけることが目的の場合は三郡山系への縦走を含めて登山計画を立てることがお勧めです。
三郡山系への縦走は標高が高くないですが、距離が長くなり、石段や傾斜など危険なルートを通ることができるかは自身の体力と相談しながら行ってください。

2.由布岳

・標高
1,583m
・登頂にかかる時間
3~5時間

・見どころ
由布岳は大分県由布市湯布院町と別府市との境に位置する活火山です。
山体が阿蘇くじゅう国立公園に指定されています。
由布岳は2つの山頂をもつ双耳峰であり、円錐形の独立峰であることから豊後富士と呼ばれています。
由布岳には中央登山口コース、東登山口コース、西登山口コースの3つの登山コースがあります。
5月下旬から6月上旬にはミヤマキリシマが見頃になるのでお勧めです。

・おすすめ理由
由布岳はなんといっても湯布院温泉が近く、湯布院温泉をゴールにして登山をする人が多いです。
中央登山口コースであれば登山口へアクセスしやすく、整備されていて迷いにくいため、初心者でも登ることができます。
由布岳には東峰と西峰へのルートがあり、東峰の登山コースであればきつい勾配や危険な場所がほとんどないため、初心者でも安心して登ることができます。
西峰はチェーンを張った岩場を通るので中級者以上にお勧めです。
地図のかわりの道標がたくさんある箇所があるので、道に迷うことは少ないですが地図とコンパスは登山時には持ち歩くことがお勧めです。

3.九重山

・標高
1,791m
・登頂にかかる時間
3~5時間

・見どころ
九重山は大分県竹田市久住町の西部に位置する山です。
九重山は標高1700m級の山々が連なる九重連峰という火山群の総称です。
九重連山の中央にある坊ガツルは湿地保存の国際条約ラムサール条約の登録湿地とされ、高山植物保存のため野焼きが行われず、大きな樹木もなく遠くまで見渡すことができます。
5月下旬から6月中旬にはミヤマキリシマが開花し、見頃になるのでお勧めです。
九重山には歩いてしか行けない秘湯・法華院温泉が近くにあります。
法華院温泉は九州で最も高いところに位置する温泉であり、歩いてしか行くことができないので登山計画に入れてみることもお勧めです。

・おすすめ理由
九重山への登山は牧ノ戸峠から草原を進んでいく登山ルートが一般的です。
余裕があるなら九重連峰への縦走もお勧めです。
黒岩山、泉水山、猟師山などへ縦走しても日帰りで登山をすることができるため、お勧めです。
縦走する場合は登山計画をしっかりと立て、必ず登山届を提出するようにしてください。
九重山は火山群となりますので、噴気の影響で立ち入りができない所もあります。
登山をする前に必ず計画している登山ルートが通れるかを確認するようにしてください。
法華院温泉には山小屋があるため、この温泉に入ることを目的に登山する場合は余裕を持って1泊2日で計画を立てていただければと思います。

4.高千穂峰

・標高
1,574 m
・登頂にかかる時間
2~4時間

・見どころ
高千穂峰は宮崎県都城市、西諸県郡高原町の境界に位置します。
高千穂峰は霧島火山群の東端にあり、東に二子石、西に御鉢を山腹で合体させ、三角錐の山頂に天の逆鉾が天から突き刺さった形で立っています。
高千穂峰の代表的な登山口は高千穂河原ビジターセンター、天孫降臨、夢が丘、霧島東神社の4つがあります。
馬の背越えから見る御鉢は絶景で、火山の噴火後に作られた巨大な火口をはるかに見下ろせる馬の背越えは高千穂峰登山を始めてすぐに見ることができます。
山頂からは霧霧島連山の大パノラマが広がっています。
高千穂峰の近くには霧島温泉があるので、登山計画に入れることもお勧めです。

・おすすめ理由
高千穂峰の登山道は溶岩の跡や岩場を登り、火口を登っていくルートになります。
高千穂峰は展望が良く、登山を始めてすぐ馬の背越えから見る御鉢が見え、山頂からの眺めがいいのでとてもお勧めです。
夏場はヤマビルの報告もあるので、注意して登山するようにしてください。
高千穂峰には霧島温泉が近く、登山のゴ―ルに設定することもお勧めです。

5.開聞岳

・標高
924m
・登頂にかかる時間
3~5時間

・見どころ
開聞岳は鹿児島県の薩摩半島の最南端に位置する山です。
開聞岳には登山ルートが1個だけで看板なども多いため、迷いにくいです。
登山道は樹林帯を抜けると山頂まで岩場が多くなっていきます。
9合目にあるはしごもかなり急になっているため、注意して登る必要があります。
山頂は360度見渡せる美しい展望が広がります。
近くには開聞温泉、たまて箱温泉、砂むし温泉があります。

・おすすめ理由
開聞岳は標高は高くないですが、岩場や階段、はしごが多いため中級者向けとしてお勧めさせていただきました。
岩場やはしごに挑戦してみたい初心者にも登山ルートが1つだけなので迷う心配がなく、お勧めの山となります。
登山後に温泉に行くことを計画に入れることもお勧めです。
砂むし風呂は名前の通り、熱い砂の中に入り、温泉の熱と砂の重みによる効果で、身体中から汗がふきだし、体内の毒素を排出してくれる温泉です。
指宿の砂むし風呂は有名なので、登山後にとてもお勧めのスポットになります。

6.黒髪山

・標高
518m
・登頂にかかる時間
2~4時間

・見どころ
黒髪山は佐賀県武雄市と同県西松浦郡有田町の市町境に位置する山で、太古の頃、一帯は火山であり、黒髪山は300万年前の噴火活動によって誕生したと考えられています。
黒髪山は通常の山と違って岩場が多く、クライマーにも親しまれています。
竜門ルート・有田ダムルート・英山ルートなど多彩なルートがあり、どのルートでも岩場や急な登りが多く、難易度が高いルートもあります。
黒髪山は黒髪連山と呼ばれる牧山、青牧山、青螺山、蛇焼山、本城岳(前黒髪山)、後黒髪山などに囲まれているため、縦走にもお勧めです。

・おすすめ理由
黒髪山は標高が高くないですが、岩場が多く、山頂へ向かう最後の登りが鎖場になっており、中級者向けの山となります。
黒髪山は岩が隆起した山なので足元にも岩が多く、岩場に慣れるためにお勧めの山です。
クライミングスポットもあるため、クライマーにも人気です。
雨の日や雨が降った翌日などは岩場が滑りやすく、鎖場などは特に注意して登山をしてください。



九州地方の登山おすすめ【上級者】

上級者ともなれば、自分が好きな登山方法も決まっている人も多いと思います。

ですので、今回は中級者が経験値を上げ、上級者になるためのお勧めの山をご紹介します。

中級者用にお勧めした雲取山も日帰りで行くなら上級者向けになります。

上級者向けの山は標高が高いだけでなく、ルートの難しさや天候や時期により難易度が変化するため、それらを考慮し、余裕を持てるように計画し、登山をしていただければと思います。

1.傾山

・標高
1,602m
・登頂にかかる時間
4~6時間

・見どころ
傾山は大分県の宇目町・緒方町、宮崎県の日之影町にまたがる場所に位置する山です。
南から後傾・本傾・前傾と呼ばれ、宇目コース、三重コース、日之影コース、緒方コースなどからの登山コースがあります。
傾山山頂からの絶景は非常に素晴らしく、視界を遮るものがないので天気が良ければ祖母山、大崩山系、九重連山、由布岳と素晴らしい景色を見ることができます。
傾山は双耳峰が素晴らしく、傾山から祖母山までの縦走路は多くの登山者に親しまれています。

・おすすめ理由
傾山は双耳峰となっているので標高差が大きく、上級者にお勧めの山です。
祖母傾縦走として祖母山から傾山までの縦走ルートも有名で、傾山山頂か祖母山方面に美しい稜線が続くため、お勧めです。
ルートによっては中級者でも登ることができるルートがありますが、目印がわかりにくく、遭難の危険性も高いため、上級者でも注意して登山をしてください。
道中に難所の登り降りが繰り返し、足への負担が大きいので時間に余裕を持ち、休憩を十分に取れるように登山計画を立てていただければと思います。
急な岩場や梯子などもあるため、安全に注意して登山をしていただければと思います。

2.地蔵岳

・標高
1,089m
・登頂にかかる時間
2~4時間

・見どころ
地蔵岳は宮崎県西都市の尾八重地区に位置する山です。
名前の通り、山頂では二体のお地蔵様がお出迎えしてくれます。
山頂は木に囲まれて展望は得られませんが、西側にある展望所からは西方向の石堂山や樋口山、南西方向には霧島山系も望めます。
山腹には日本と韓国済州島にだけに植生するとされるコウヤマキの群生地があります。
地蔵岳は有楽椿の里が近く、有楽椿は12月から4月に淡紅色の花を咲かせます。
地蔵岳は登りが続き、傾斜もあるため有楽椿を見に行くのであれば4月頃がお勧めです。

・おすすめ理由
地蔵岳は標高は高くないですが、登山道が急斜面の植林地帯をひたすら登り、傾斜の角度もあるので短時間でかなりの傾斜を登ることができます。
登りは中級者でも時間をかけて登ることができますが、登頂後の下りは危険が大きいため、登りより注意して時間をかけて登る必要があります。
天気が悪いと岩場は滑りやすくなり、下りでの難易度はかなり高くなるので注意が必要です。
夏には山ビルが多発するという情報もあるため、春か秋の登山がお勧めです。

3.市房山

・標高
1,721m
・登頂にかかる時間
4~6時間

・見どころ
熊本県水上村、宮崎県椎葉村・西米良村の境に位置する山です。
日本二百名山に選定されており、一等三角点を有することでも知られています。
樹齢1000年を超える市房杉をはじめ、アケボノツツジやツクシイワシャジンなど市房山が南限とされている美しい植物を観察できる山です。
見どころはなんといっても樹齢700年?1000年とも言われる市房山の市房杉です。
市房神社の参道には1kmもの市房杉の杉並木を見ることができます。
市房山は市房登山口からのメインルートと宮崎県側から登るルートが有名です。

・おすすめ理由
市房登山口からのルートは市房キャンプ場から出発する市房山登山の最も一般的なルートであり、市房神社参道の杉の大樹を観察しながら登山をすることができます。
宮崎県側からのルートは標高差1,248mにもなる上級者向けのルートです。
登山道もわかりにくく、作業路と登山道が交錯していることもあるので道に迷わないよう注意が必要です。
アケボノツツジの開花時期は4月下旬~5月上旬になるので、春に登山することがお勧めです。
ツクシイワシャジンの開花時期は9月?10月になるので、紅葉を見ながらツクシイワシャジンを探すこともお勧めです。
ツクシイワシャジンは絶滅危惧種に登録されており、自生する姿を見られるのはこの地域だけとなっていますので是非探してみてください。
余裕がある人には二ツ岩への縦走もお勧めです。
市房山から北方、二ツ岩に至る3kmほどの尾根はノコギリ尾根と呼ばれ東西に鋭く切れ落ち、小ピークのアップダウンが続くため、とても危険なルートとなります。
縦走の場合は今回紹介した登頂時間より長くなり、危険も増しますので、事前に登山計画を立てていただければと思います。
縦走路の最後には岩壁をザイルを使用して登るポイントなどもあるため、注意して登山をしてください。

4.祖母山

・標高
1,756m
・登頂にかかる時間
4~6時間

・見どころ
祖母山は大分・宮崎・熊本の3県の県境に位置する山です。
祖母山には原生林が生息しており、自然が豊かで祖母山を含め周囲一帯が祖母傾国定公園に指定されています。
祖母傾国定公園内は原生林や野生動物の宝庫となっています。
ニホンカモシカの生息地として知られ、また最近ではツキノワグマの生息の可能性も出ています。
宮崎県の最高峰であり、登山ルートは整備されたコースから断崖を登りながら進むコースまであり、四季を通じて登山客が訪れます。
頂上付近はどのコースを辿っても急な岩登りがあるため、注意が必要です。

・おすすめ理由
祖母山は原生林が生息していてあまり見かけない植物を目にすることができます。
祖母山の登山道は九州自然歩道のコースとなっているため、よく整備されていて歩きやすいです。
風穴コースは沢沿いを歩いたり、鎖場や梯子などアスレチックなコースが多く、上級者にお勧めです。
馬ノ背付近では細い稜線や危険なルートが多いので注意して登山をしてください。
上級者向けの山としてもまず紹介させていただいた傾山との祖母傾縦走として祖母山から傾山までの縦走ルートも有名で、傾山山頂か祖母山方面に美しい稜線が続くため、お勧めです。

5.宮之浦岳

・標高
1,936m
・登頂にかかる時間は
6~10時間

・見どころ
宮之浦岳は鹿児島県屋久島のほぼ中央に位置し、屋久島最高峰の山です。
屋久島には九州でも高い山が集中していて、屋久島の骨格をなす山々の稜線は、宮之浦岳からほぼ四方に延びています。
屋久島にある山は花崗岩からなり、山頂近くは風化、浸食された奇岩、怪石が多くあります。
屋久島の山にはヤクシマシャクナゲが点在し、6月上旬に開花時期になります。
宮之浦岳の登山コースはいくつかありますが、淀川登山口からの登山コースが一般的です。
森林限界を過ぎると緑のなかに花崗岩と白骨樹が林立する独特の景観が続き、山頂からは360度の大パノラマが広がります。
屋久島は宮之浦岳が最も高く、登頂への時間もかかりますが泊りであれば山小屋を利用しての縦走も可能です。
宮之浦岳、永田岳、黒味岳を三岳と呼び、翁岳、安房岳、投石岳、筑紫岳を含めて八重岳と呼ばれています。

・おすすめ理由
宮之浦岳の登山コースはアップダウンの多いコースで距離も長いため、体力に自信のある方にお勧めの山です。
登山ルートには岩場やロープ場などもあり、スリリングなルートもあり、道中にある巨大な花崗岩もあり、高盤山に行けば屋久島でも有名な豆腐岩の全貌が見えます。
三岳の縦走でも泊りが必要となるため、十分に余裕を持って登山計画を立てることをお勧めします。



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